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ツァラトゥストラはこう言った 下:ニーチェ

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本の概要

ツァラトゥストラはこう言ったの下巻,全4部のうち第3部と第4部が収録されている. 第3部は想像するものの永遠性,永遠回帰について語っている. 第4部は「ましな人間」とツァラトゥストラの対話がメインになっている.

浅い感想とか

ツァラトゥストラ自身の考えや真理が成熟したのに,それを受け入れるツァラトゥストラ自身が成熟していないため,自身の内面との対話を繰り返している.自分が良いと思いつくことも大変だけれども,それを実践するということはそれ以上に大変.

軽蔑する,軽蔑されるということがニーチェにとって最悪で, 自分を身体を軽蔑する人を「あなたは超人への橋ではない」と批判している.マキャベリさんも,嫌われたり恨まれたりしても侮られる人になるなと説いており, 他者を侮らず,他者に侮られず,自信も軽蔑しない生き方がよいのかなーと思った.一度侮ったり軽蔑した人に対して反応しなくなるし,考えなくなる自分がいるのでそうならないよう気をつける.

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