楽園のカンヴァス:原田マハ
Apr 3, 2015 · 1 minute read bookreviewharada maha
概要
ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティムブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵。持ち主は正しく真贋判定したものにこの絵をゆづると告げ、手がかりとなる謎の古文書を読ませる。
浅い感想とか
2人の美術専門家が絵の真贋鑑定を競うというもの。ダンブラウンみたいな、美術ミステリーだけど、違いは一つの作品に込められたの謎を解くというところ。謎解きというよりも、ルソーを愛する専門家としての鑑定に対する葛藤とかがメインだった。好みの小説で楽しかった。